少しづつ冬の訪れを感じるこの季節、兵庫県神戸市の六甲山にある小学校では、校内の蒔ストーブに火をつける火入れ式が10月24日に行われました。
標高795メートルにある神戸市立六甲山小学校は、平地より平均気温が5度低く、二十四節気の一つ「霜降」の日に合わせて毎年、「火入れ式」が行われます。
児童らは、木の板と棒をこすり合わせ摩擦の力で火種をつくる昔ながらの方法で火起こしに挑戦。 簡単にはつかない火をみんなで協力してつけることで、何度も挑戦する精神力や協調性を磨いてほしいという思いが込められています。
そして…。 火おこしに成功し、児童らは大喜びでした。
(参加した児童)
「楽しく火をつけられて良かったです」
その後、火は校舎のストーブに移され、寒い校舎での授業の準備が整いました。
このストーブは気温が10度を下回った日に使われるということです。