日本で唯一帆船クルージングができる「帆船みらいへ号」が、大阪・関西万博の魅力を広めるスペシャルサポーターに選ばれ、10月24日に兵庫県神戸市で引き継ぎ式が行われました。
神戸港で開かれた引き継ぎ式では、日本国際博覧会協会から「帆船みらいへ号」を所有するNPO法人「ゼリ・ジャパン」の更家悠介理事長に委嘱状が手渡されました。
「帆船みらいへ号」は、ドバイ万博でサポーターを務めた自然動力船「ポリマ号」から大阪・関西万博のスペシャルサポーターとしての役割を引き継ぎます。
日本で唯一、一般客が乗船できる「帆船みらいへ号」は1993年に大阪で就航し、2013年からは神戸港に移り乗船体験や海洋調査を行ってきました。
「ゼリ・ジャパン」は廃棄物ゼロを目指すなど環境問題に取り組むNPO法人で、大阪・関西万博では民間パビリオンとして海の恵みを伝えるブルーオーシャン・ドームを出展する予定です。
(ゼリ・ジャパン 更家悠介理事長)
「今後 関西の未来には海と活用した観光や連携が万博を機に重要になる。万博にブルーオーシャンで来ていただいて、お客さんにビーフや魚があるとアピールして、どんどん神戸に来ていただきたい」
「帆船みらいへ号」は、世界各地の海で帆船体験と海洋調査を行いながら、大阪・関西万博期間中には日本各地へ寄港する予定です。