プロ野球・阪神タイガースは10月20日金曜日のクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦で広島に勝利し、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。

アドバンテージを含めて3勝し日本シリーズ進出へ王手をかけて迎えた第3戦。

兵庫県尼崎市では無料のライブビューイングが実施され、ファンがあつい声援を送りました。

（訪れた阪神ファン）
「10月19日みたいな展開はつらい面がある、なるべく早く点を取ってほしい」
「中野選手のファンですけど、(CSは)打ててないので打ってほしい」
「佐藤選手のホームランが見たいです。CS突破目指してバモス！」

試合は先発の大竹が4回に先制点を許しますが、その裏 ノイジ―の同点打で試合を振り出しに戻すと、続くバッターは坂本。

レフト前へのタイムリーヒットで逆転に成功します。

その後、6回表に再び同点に追いつかれた大事な場面で、マウンドを任されたのは2年目の桐敷。 岡田監督の期待にこたえるピッチングで、3者凡退に抑えました。

そして6回裏、2アウト1、2塁のチャンスで、バッターボックスには再び坂本。

つまりながらもライト前にヒット。

これがチームを勝利に導く決勝打となりました。

最後はセ・リーグセーブ王の岩崎が抑え、阪神は3戦全勝で9年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。

尼崎市 無料ライブビューイング会場ではー
「(阪神強かったですね?)そらそうよ。いつも通りの試合をして、いつも通り勝てたので素晴らしい。この野球ができるチームを作った。岡田監督がすごい」
「(背中見せてください。新井って書いてある。どんな気持ちで見ていた?）僕は広島も好きやし、野球が好きだから、その中でも阪神が一番好き。いつも甲子園に行く時の格好です」
「(きょうも甲子園に行きたかった？)行きたかったけど抽選外れてんもん」
「(次の阪神の目標は？)日本一」
「(次に見たいのは何ですか？)次は本当の本気の頂点のアレを見たい」

（阪神タイガース 岡田彰布監督）
「もう一つ上のステージで勝ち上れるように頑張りますので、また28日から応援よろしくお願いします」

3連戦すべて、先制を許しながらも逆転で勝利した阪神。
日本シリーズでは、リーグ3連覇のオリックスと59年ぶりの関西ダービーに挑みます。