■首位をキープ
<B2 第3節>
・神戸ストークス 101-82 山形ワイヴァンズ/10月21日
・神戸ストークス 81-77 山形ワイヴァンズ/10月22日
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区・神戸ストークスはアウェイで東地区・山形ワイヴァンズと対戦し連勝した。
ストークスは開幕から6戦全勝し、西地区首位を走っている。
■今季初の100点ゲーム
21日の試合。
前半(1Q、2Q)は拮抗した試合展開となり、48-46で折り返した。
3Qに入ってストークスは、ディフェンスリバウンドを多く奪い、相手陣内に走り込んだ選手に長いパスを通してシュートする速い攻撃を展開。
後半(3Q、4Q)は山形を引き離し、最後は得点を3ケタに乗せた。
22日の試合。
再三、相手を引き離そうとするストークスに対して、山形も粘り、勝負は最後までもつれた。
ストークスは、試合時間残り15秒で山形にシュートを決められ、80-77と3点差に迫られた。
ここで山形は「ファウルゲーム」(ボールを持つ相手にファウルをしてフリースローを打たせたあと、攻撃権を得て逆転を狙う作戦)を仕掛けたが、ストークスの綱井がフリースローを1本決め、逃げ切った。
■開幕7戦目で初ホーム
ストークスは開幕6試合で平均得点「89.0」をマークし、リーグ2位の得点力を誇る。
特に、新外国籍選手のジョーダン・キャロライン(1試合平均23.5得点)と、
2シーズン目のトレイ・ポーター(同19.0得点)がチームを引っ張る。
2人はアメリカ・ネバダ大学のチームメイト。
相手ゴールに走り込んだポーターに、キャロラインが速いパスを通すなど、息の合ったプレーを再三披露している。
ストークスは開幕から6試合すべてアウェイで戦い続けた。
25日、チームの神戸移転で新しいホームアリーナとなったワールド記念ホール(神戸・ポートアイランド)に西地区2位のライジングゼファー福岡を迎え、ホーム開幕戦を行う(午後7時試合開始)。
森山知広ヘッドコーチは22日の試合後、「6連勝できましたが、楽な試合は1つもありませんでした。まだまだ成長できる部分が沢山あると思います。ホーム開幕はコンディション的にタフですが、チーム全員が自分の役割を果たしてゲームを獲りにいきたいです」と語った。
週末の28・29日も同ホールでストークスのホームゲームが行われる。
(浮田信明)