NEXCO西日本は、車両火災が起きた山陽自動車道の尼子山トンネルの復旧について、通行止めの解除が12月下旬になる見通しだと発表しました。
兵庫県相生市と赤穂市にまたがる山陽自動車道の尼子山トンネルでは、9月5日、走行していた10トントラックが炎上し、後続の車両22台に燃え移りました。
600メートルのトンネルのうち、400メートルでコンクリートの壁や天井が剥がれ落ちるなどの被害が出たことから、今も播磨ジャンクションと赤穂インターチェンジの下り線で通行止めが続いています。
NEXCO西日本は、現在、補修が必要なトンネルの側面を削り落とし、撤去する作業を進めているということで、復旧作業が完了し、通行止めが全面解除となるのは12月下旬の見通しだと発表しました。
通行止めの影響で、岡山方面に向かう国道2号が混雑していることから、NEXCO西日本は、復旧までの間、中国道への迂回を呼び掛けています。