19日夜、阪急電鉄・塚口駅に停車中の電車内で、催涙スプレーのようなものを噴射して、乗客に吸引させたとして尼崎市の会社員の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、尼崎市に住む33歳の会社員の男です。
警察によりますと、男は19日午後7時50分ごろ、尼崎市の阪急電鉄・塚口駅に停車中の電車内で、催涙スプレーのようなものを噴射し、乗客の20代から50代の女性5人に吸わせた疑いが持たれています。
5人はのどの痛みを訴えましたが、いずれも症状は軽いということです。
調べに対し男は容疑を認め、「護身用にスプレーを持っていた」などと話しているということです。
また、男は、阪急・十三駅で電車を待っていた際に男性客と体がぶつかったことで言い合いになり、下車する際に男性に向けスプレーをまいたと話しているということです。