■強敵に食い下がる

＜Wリーグ第1週＞
・姫路イーグレッツ 53-105 トヨタ自動車アンテロープス/10月14日
・姫路イーグレッツ 57-91 トヨタ自動車アンテロープス/10月15日
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女子バスケットボールの国内トップ「Wリーグ」が10月14日に開幕し、参入2シーズン目となる姫路イーグレッツ（昨季13位）は、アウェイでトヨタ自動車アンテロープス（昨季2位）と対戦した。

14日の試合。
イーグレッツは1Q、ともにルーキー（昨シーズン、アーリーエントリーとして出場）の石牧葵・遠藤真帆らのシュートで強敵に食い下がったが、2Q以降は地力の差を見せつけられ、大差で敗れた。

15日の試合。
立ち上がり、イーグレッツは須永麻美の3ポイントシュートに続き、遠藤がゴール下に切れ込んでシュートを決め、11-9とリードを奪った。
いったん追い付かれたが、キャプテン吉田沙織がフリースローを2本成功させ、再びリードした。

しかし高さに勝るトヨタ自動車に逆転され、そのまま押し切られた。
遠藤は2試合で計27得点を挙げた。

■大黒柱が抜けて

昨シーズン、姫路イーグレッツは4勝22敗と大きく負け越したが、1試合平均23.15得点をマークした白崎みなみがリーグ得点王に輝いた。

しかし白崎はシャンソン化粧品に移籍。
今シーズンは、主力の吉田、須永、樋口栞帆らと、ルーキーの石牧、遠藤らによる総力戦となりそうだ。

9月30日のリーグ開幕記者会見に出席した吉田は、「私たちの目標は、どのチームよりも走って、昨シーズンより1つでも多く勝つことです。主力の半分が抜け、半分はアーリーエントリーからの加入ですけど、昨シーズン経験したことをしっかりコートで表現し、全員で楽しんでいけたらいいなと思っています」と抱負を語った。
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姫路イーグレッツは、10月21、22日の両日、ヴィクトリーナ・ウィンク体育館（姫路市立中央体育館）にアランマーレ（昨季10位）を迎えてホームゲームを行う。
試合は両日とも午後1時開始。
（浮田信明）