巨大なクジラと力の象徴「雷」組み合わせ命名 新潜水艦「らいげい」進水式

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兵庫県にある川崎重工の神戸工場で、防衛省から受注した最新鋭の潜水艦の進水式が10月17日に行われました。

神戸市中央区にある川崎重工業神戸工場で建造されたのは、全長84メートル、幅9.1メートル、新型のディーゼルエンジンを搭載した「たいげい」型潜水艦の4隻目です。

新たな潜水艦は、巨大なクジラと、力の象徴としての「雷」を組み合わせて、「らいげい(雷鯨)」と名付けられました。

「らいげい」は、リチウムイオン電池を採用した高い潜水性能に加え、音波によって物を探知するソーナーを装備し、捜索能力とステルス性能の向上が図られています。

17日の式典には、防衛省の関係者や川崎重工の社員らが出席し、潜水艦が海に向かってゆっくり進水すると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

「らいげい」は、2025年の3月ごろに防衛省に引き渡され、海上防衛の第一線に配備されます。

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