「1・17希望の灯り」などで被災体験を語り継ぐ俳優の堀内正美さんが神戸市内で講演し、阪神淡路大震災での社会貢献活動について語りました。
ことしで開校30周年を迎えた、57歳以上の市民が学ぶ「神戸市シルバーカレッジ」。
公開講座としておよそ300人を前に講演したのは、NPO法人阪神淡路大震災1・17希望の灯りの設立者で俳優の堀内正美さんです。
参加した人の多くは阪神淡路大震災の経験者で、堀内さんは、仮設住宅での安否確認や外国籍の人に情報を伝えることの難しさ、そして、東日本大震災の支援で工夫したことなどについて自らの経験や思いを語りました。
また堀内さんは、小児がんなどの治療で神戸を訪れた子どもや家族の滞在を支援する団体の代表理事も務めていて、支援を呼び掛けていました。