神戸市バス営業所 パワハラで男性職員を免職など計26人を処分

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神戸市交通局は10月13日、パワーハラスメントや勤務時間の不適切な処理があったとして、50代の男性職員1人を懲戒免職としたほか、あわせて26人の処分を行いました。

懲戒免職となったのは、神戸市交通局でバス運転手らの勤務の割り振りなどを行っていた男性職員(56)です。

兵庫県神戸市によりますと男性職員は、2018年から営業所内の掲示板に人格を否定する内容の文書を掲示したり、労働組合支部に加入していない職員を勤務シフトから外したりするなどのパワハラ行為をしたということです。

また、長時間勤務をした運転手たちが産業医の面談の対象となるのを避けるために時間外勤務を、別の月に振り分けるなど、不適切な事務処理を行わせていたということです。

神戸市交通局は、2022年3月、市議会議員から営業所のハラスメントに関する指摘を受け、第三者委員会による調査を実施しました。

男性職員の指示を受けて長時間勤務となった時間外勤務の一部を翌月以降の時間外勤務が少ない月に計上するなど、不適切な事務処理を行い、公務員のみならず、社会人として、基本的な法令順守の意識に欠けていると言わざる得ないなどとして、50代から40代の男性職員4人を含むあわせて26人の処分を発表しました。

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