「ほぼ弟子と遜色ないレベルに」神戸の洋菓子店がAI技術を使って製品開発

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AI技術についてはこんなところにも活用されています。
兵庫県神戸市の洋菓子店とマイクロソフトのエンジニアが共同開発した製品が、10月11日に発表されました。

神戸の洋菓子専門店「ユーハイム」と言えば、こちらのバウムクーヘンです。

ユーハイムでは焼きたてのバウムクーヘンを多くの人に食べてもらおうと、2016年から約5年かけてバウムクーヘン専用の人工知能オーブン「THEO(テオ)」を開発しました。

職人が作った生地の焼き具合をセンサーで解析し AIに学習させることで、熟練の技術を再現することができます。

11日にお披露目されたのは、アメリカのマイクロソフトのエンジニアから支援を受けて開発された最新の製品で、ユーハイムが持つ職人技術のデータを全てクラウド上で管理することができます。

(ユーハイム「THEO」 松本浩利開発担当)
「職人にほぼ弟子と言っても間違いないところまでお墨付きをいただいているので、ほぼ遜色ないレベルで焼けていると思う。コンパクトサイズでいろんなところに出向いて焼きたてが食べれるので、広がりが出るといいなと思う」

ユーハイムは今後、国内外にある40台の全てのTHEOで、クラウドに上げたデータを活用し、よりおいしいバウムクーヘンを各地に届けたいとしています。

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