神戸・三宮にある百貨店「神戸阪急」が11日、そごう神戸店時代を含めておよそ20年ぶりに全館リニューアルオープンしました。
去年3月から1年半にわたり大規模な改装工事を行った神戸阪急。今回、本館と新館の地上1階から9階部分の9割を改装しました。
例えば、高級なインターナショナルブランドは、改装前の4店舗から21店舗まで増やし、化粧品売り場を一新するなど都市型百貨店としての機能を強化しました。
また、神戸の百貨店として意識したのが情報発信に限らず神戸のライフスタイルを提案する売り場です。
本館6階では、朝から体を動かす朝活で一日の暮らしを豊かにする「モーニングフロー」というコーナーや、瀬戸内のスローライフをコンセプトにしたセレクトショップ「まちのシューレKOBE」が出店しています。
このほかにもサスティナブルな取り組みとして、館内の装飾やベンチなどには造船所のドッグで使われた廃材を、内装家具や壁面には六甲山の間伐材が用いられています。