■B2リーグ
神戸ストークス87-82ベルテックス静岡/10月6日
■タフゲーム制す
男子プロバスケットボール「Bリーグ」2部(B2)西地区の神戸ストークスは10月6日、アウェイでベルテックス静岡と対戦し、前日の開幕戦に続いて勝利した。
試合は3Qまで一進一退の攻防が続いたが、ストークスは最終4Qに3ポイントシュートを5本決めて優位に立った。
試合終了21秒前、ストークスが83-79とリードした場面で、ベルテックスは前日に続いて「ファウルゲーム」を仕掛けて逆転を狙ったが、ストークスはジョーダン・キャロラインが落ち着いてフリースローを2本沈め、突き放した。
新外国籍選手のキャロラインは、前日の20得点に続き、この日も26得点を挙げて勝利に貢献した。
■地元で初スタメン
試合会場の静岡市中央体育館は前日に続き、B2初昇格のベルテックスへの大声援が響いた。
アウェイで2連勝したストークスの森山知広ヘッドコーチは、「前半からディフェンスが機能したと思います。日本人選手も得点に絡んでいてコンセプトのスタイルに近いスタッツになりました」と評価。
2試合連続で先発出場した、静岡県出身のルーキー杉山裕介(飛龍高-白鴎大)は、「開幕戦が地元静岡というのを知ってから『絶対試合に出てやるぞ』という気持ちでオフシーズンを過ごしました。こうやって2日ともスタメンで試合に出られて勝てた事が本当に嬉しいです」と語った。
■神戸での初試合は25日
開幕2連勝で神戸ストークスは早くもB2西地区の単独トップに立った。
しかし25日のホーム開幕戦(ワールド記念ホール)までアウェイでの戦いが4試合続く(14・15日はバンビシャス奈良戦、21・22日は山形ワイヴァンズ戦)。
好調をキープして25・28・29日のホーム3連戦を迎えたい。
(浮田信明)