粒の大きさと味の良さで全国的にも名前が知られる、兵庫県丹波篠山市の特産品黒枝豆の販売が10月7日に解禁となり、セレモニーが開かれました。
販売の解禁に合わせて開かれたセレモニーには、JA丹波ささやまの関係者や地元の高校生らが出席しました。
「丹波篠山黒枝豆」は、おせち料理の煮豆に使われる高級品種「丹波黒」を枝豆用に早く収穫したもので、他の地域のものと区別しやすくするため、2006年から解禁日を設定しています。
2023年は気温が高く雨が少なかったことから生育が遅れていて、解禁日は2022年より2日遅れましたが、10月下旬ごろには、例年並みの黒枝豆が楽しめるということです。
(丹波篠山市農業生産組合協議会・利根茂樹会長)
「この地の生産者は天候もさることながら経験と知識を持っている。中身についてはこれから日が増すにつれて甘くなって問題ないのではないか」
関係者は、多くの人に丹波篠山を訪れてもらい、ブランドの黒枝豆を味わってほしいとしています。