播但道路の補修工事巡る官製談合事件 警察が県道路公社などを家宅捜索

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兵庫県道路公社発注の播但連絡道路の補修工事を巡り、入札情報を業者に漏らしたとして県職員の男が逮捕された事件で、警察は1日、神戸市にある道路公社の本社などを家宅捜索しました。

兵庫県の職員で、県道路公社播但連絡道路管理事務所主査の男(38)は2023年4月に入札が行われた播但連絡道路の耐震補強工事を巡り、業者側に秘密情報の工事価格を教えたとして、官製談合防止法違反などの疑いで9月30日に逮捕されました。

また、朝来市の土木会社の取締役の男(40)と、下請けにあたる神戸市の土木会社の取締役の男(49)、社員の男(67)も入札を妨害した疑いで逮捕されています。

入札には合わせて6社が参加しましたが、朝来市の土木会社などの共同企業体が最低制限価格と同じ9億3970万円で落札しています。

警察は4人の認否を明らかにしていません。

警察は1日、県道路公社と播但連絡道路管理事務所を家宅捜索していて、押収した資料をもとに詳しいいきさつを調べる方針です。

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