神戸・風見鶏の館が約1年半の耐震工事へ 来館者がしばしの別れ惜しむ

  • X
  • Facebook
  • LINE

神戸・北野の象徴としても親しまれている異人館「風見鶏の館」が耐震工事により長期休館に入るのを前に、30日、お別れのセレモニーが行われました。

風見鶏の館は、1909年ごろにドイツの貿易商の邸宅として建てられ、国の重要文化財にも指定されています。

兵庫県神戸市によりますと、これまでに行った耐震診断で、風見鶏の館には大規模な補強が必要であることが分かり、内部に補強材を入れるなどして改修するということです。

工事は2025年の3月まで行われる予定で、30日のセレモニーでは、これまでの歴史を振り返るスライドショーやスタッフの紹介などが行われ、訪れた人たちがしばしの別れを惜しみました。

神戸市は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで、工事費用の一部を賄うということです。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。