【ヴィクトリーナ姫路】新リーグへ参入申請 “一番乗り”

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  • リモートで記者会見する JVL 大河正明バイスチェアマン/9月28日

■来秋に新リーグ発足

バレーボール「Vリーグ」を運営するジャパンバレーボールリーグ (略称:JVL、旧称:Vリーグ機構)の大河正明バイスチェアマンは9月28日、リモートで記者会見し、V1に代わる新しいトップリーグ「S-Vリーグ(エス・ヴィリーグ)」に、女子ではV2ヴィクトリーナ姫路がライセンス申請したことを明らかにした。

男子はV1パナソニックとV1サントリーの2クラブが申請し、3クラブとも申請は受理された。

新リーグへの参入申請はV1だけでなくV2も可能で、11月末が締め切り。
申請したクラブには、審査を経て来年4月にライセンスが交付され、10月に新リーグが開幕する。

記者会見で大河氏は、「最終的には、S-Vに男子は10~12チーム、女子は12~14チームぐらいではないか」と見通しを述べた。

■S-Vリーグとは

現在、Vリーグは男女ともV1~V3に分かれているが、来秋からは男女とも、「S-Vリーグ」と「Vリーグ」の2本立てとなる。

新しくトップリーグとなる「S-Vリーグ」は……

*世界最高峰のリーグをめざす

*参入クラブは本拠地を明確にし、チーム名にホームタウン名を入れる

*参入クラブは、5000人以上入場可能(経過措置あり)のホームアリーナでホームゲームの80%以上を開催、売上高が6億円以上(経過措置あり)、U-18・U-15のユースチームの保有、などの条件がある

*参入クラブ数の「定員」はない(エキスパンション)

*レギュラーラウンドは年間44試合(現状V1男子は36試合、V1女子は33試合)で、上位チームがプレーオフを行い優勝を決める 

……が概要だ。

記者会見で大河氏は、「各クラブとコミュニケーションを取りながら、スケジュールを早期に決定し、リーグ事務局の運営強化など、新リーグへの環境整備を行っていく」と決意を語った。
(浮田信明)

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