関東大震災から100年 聴覚障害者の知られざる悲しみの歴史を学ぶ

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  • 明石・伊丹「ろう史と手話」研究会代表の藤井裕行さん

関東大震災から2023年で100年を迎える中、 震災直後、聴覚障害者に起きた知られざる悲しみの歴史について学ぶ講演会が、 9月27日兵庫県神戸市内で開かれました。

講演を行ったのは明石・伊丹「ろう史と手話」研究会代表の藤井裕行さんです。

関東大震災直後の混乱時、 「朝鮮人が集団で襲ってくる」などのデマによって各地の自警団などが行なったとされる朝鮮人の虐殺。

朝鮮人かどうか確認するため、 聴覚障害者が、
「15円50銭」などの発音を強要され、
発音できない人は殺害されたとされる話を、
ろう学校の教諭から藤井さんが聞き、
歴史を研究するようになったと言います。

参加した人たちは、知られざる悲しみの歴史に耳を傾けていました。

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