兵庫県の斎藤知事は9月24日、8月の台風7号で被害を受けた香美町を訪れ、流木の撤去状況などを確認しました。
斎藤知事はまず、香住漁港近くにある海産物専門店を訪れ、9月1日に解禁されたベニズワイガニ漁の現状について漁業関係者から説明を受けました。
また、加工場ではカニを茹でる様子を見学し、試食してその美味しさを確かめていました。
8月の台風7号の影響で香住漁港下浜地区では、矢田川から流れ出た倒木などが水面を覆っていましたが、県などが撤去作業を行い、漁に関係する場所の撤去は8月23日に完了しています。
8月19日ぶりに漁港を訪れた知事も撤去の進捗状況を確認していました。
斎藤知事「これからしっかり最後まで処理を進めて、地域が安心して安全に漁業などができるよう、美しい浜辺を守っていくことをやっていきたい」
県によりますと海岸周辺の流木の撤去についても10月中旬には完了する予定だということです。