オリックスは、1995年にもリーグ優勝を果たし、阪神淡路大震災で傷ついた神戸の人たちを勇気づけました。 あれから28年、3連覇の快挙に、被害の大きかった長田区からも喜びの声が上がりました。
神戸市長田区の大正筋商店街です。 優勝から一夜、街の人たちからは、セールやパレードへの期待など、オリックスの優勝を祝う声が聞かれました。
長田区は、1995年の阪神淡路大震災で街一帯が壊滅的な被害を受けました。大切な人も、住む場所も失い、傷ついた人たちを勇気づけたのが、オリックスでした。
95年のリーグ優勝、さらに翌年には日本一に輝き、人々に生きる希望を与えました。
大正筋商店街で日本茶を販売する伊東正和さん。 伊東さんも震災当時、店が全焼する被害を受けた1人です。 3連覇の快挙に、早速、特別セールを行うことにしました。
一方こちらは、神戸市須磨区の料理店「あみ」。 2代目店主の木下大輔さんです。
この店には、35年前からオリックスの歴代の監督や選手が訪れていて、壁一面には直筆のサインがずらり。 チームを優勝に導いた中嶋監督も選手時代に店を訪れたこともあります。
木下さんも、オリックスのさらなる活躍に期待を寄せています。
オリックス対阪神の関西ダービーは実現するのか。 クライマックスシリーズは10月14日に開幕します。