海外のプロサッカーチーム入団テストあっせんで現金詐取か 無職の21歳の男を逮捕

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海外のプロサッカーチームの入団テストのあっせんの名目で現金約40万円をだまし取ったとして、兵庫県警は詐欺の疑いで住所不定の無職の男(21)を逮捕しました。

警察によりますと、男は、アメリカの大学に留学し、サッカーのクラブチームに入っている男子大学生(19)がインスタグラムでサッカー関連の投稿をしていることに目を付け、入団テストのあっせん名目で現金をだまし取ろうと、ダイレクトメールを送ったということです。

男は、実在するポルトガルのサッカーチームの入団テストをあっせんしているとうそをつき、その後、姫路市に住む男子大学生の母親とラインでやりとりして、去年11月5日と17日に計39万2000円を自分の預金口座に振り込ませたということです。

その後、男と音信不通になったことから、母親が警察に被害を届け出ました。

警察は、預金口座や出金時の防犯カメラの映像などから男を特定し、逮捕しました。

調べに対し、男は「現金をだまし取ったことに間違いない。お金がほしかった」と容疑を認めているということです。

他府県でも同じような被害が3件あり、警察が捜査を進めるとしています。

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