■WEリーグカップ第4節
INAC神戸 3-0 日テレ・東京ベレーザ/9月17日
女子プロサッカーWEリーグ・カップ第4節が行われ、INAC神戸レオネッサはアウェイで“宿敵”日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦した。
INAC神戸は前半16分、FW愛川陽菜のクロスを中央で受けたFW田中美南が、相手選手をかわし左足で先制点を挙げた。
後半53分には、高い位置で相手ボールを奪った田中からMF北川ひかるを経て、MF成宮唯が左足で決めて2点目。
さらに6分後、コーナーキックからのこぼれ球を中央からルーキーMF林愛花が右足で押し込み、WEリーグ初得点を挙げた。
一方、日本代表GK山下杏也加が体を張ったファインセーブを連発。
日テレに得点を許さず、完封勝ちした。
林は「初戦、第2節と出場のチャンスをもらっていた中で全然納得がいくプレーができなかったので、『今日こそは』という気持ちで挑みました。2試合の反省を生かせたと思います」とクラブ公式サイトにコメントを載せた。
■次戦は“Wゲーム”
WEリーグカップは12チームが、A・B両グループに分かれて5戦し、両グループの首位が10月14日に決勝戦を行う。
カップ戦を連敗スタートしたINAC神戸は2勝2敗のタイにこぎつけ、勝点6でグループBの2位に浮上した。首位の日テレには勝点「1」差。
次戦(最終節)、INAC神戸は10月1日午後3時からヨドコウ桜スタジアム(大阪・長居公園)で新潟と戦う。
この日、同スタジアムでは正午からグループAのセレッソ大阪×浦和戦も行われる。
(浮田信明)