兵庫県香美町では、地元特産の二十世紀梨を使ったワインの仕込みが始まりました。
兵庫県香美町の食品会社「トキワ」は、地元特産の二十世紀梨で、40年近く前から梨ワインを製造していて、2023年は地元や鳥取県などから運び込まれた約11トンの梨を使って仕込みを行っています。
水洗いした梨を機械に入れて果汁を搾り、そこに酵母を加えて、2週間ほど低温発酵させ、アルコール度数が8度まで高まると梨ワインが完成します。
今シーズンは猛暑による雨不足で小玉が多いものの、例年より糖度は高く、美味しいワインが期待できるということです。
「トキワ」では、スパークリングワインを含め、約1万4800本の梨ワインを製造予定で、12月に瓶詰めし、年明けから販売されるということです。