10日、神戸市東灘区の公園で2つの少年らのグループがトラブルになり仲裁に入った19歳の男性1人が刃物で切られました。

警察は、刃物を持って逃走していた若い男の身柄をけさ確保していて、容疑が固まり次第逮捕する方針です。

10日午後8時15分ごろ、神戸市東灘区のコンビニの女性店員から「男性が『刺された』と駆けこんできた」と119番通報がありました。

警察によりますと、コンビニの近くの公園で神戸市を中心とする少年らのグループおよそ10人と、尼崎市を中心とする少年らのグループ5人ほどの間でトラブルがあったということです。

このトラブルで仲裁に入った神戸側のグループの19歳の男性が刃物で切りつけられ、左手の小指に長さ1センチほどの切り傷を負ったということです。

切りつけたのは尼崎側のグループの若い男とみられ、事件の後、逃走していましたが、けさ警察が身柄を確保しました。

警察はこの男から事情を聴き、容疑が固まり次第、逮捕する方針で、グループの構成やトラブルに至ったいきさつを調べています。