9月7日早朝、兵庫県養父市のスキー場で、70歳ぐらいの男性が頭から血を流した状態で倒れているのが見つかりました。
近くには草刈り機が倒れていて、作業中に転落した可能性があるとみて、警察が捜査しています。
9月7日午前5時20分ごろ、養父市大屋町の「若杉高原おおやスキー場」内にある駐車場近くの路上で、頭から血を流した状態で倒れている男性を、キャンプに来ていた男性が見つけ消防に通報しました。
警察によりますと、倒れていた男性は70歳ぐらいで、スキー場の関係者とみられ、病院に運ばれましたが意識不明の重体だということです。
現場のすぐ近くには、高さ20メートルほど、傾斜が40~50度ある斜面があり、斜面には15メートルの高さまで草を刈った跡があった他、男性の近くには草刈り機が倒れていました。
また、前日午後1時ごろに、スキー場の関係者が近くを通りましたが、その時には異常は見られなかったということです。
警察は、男性が前日午後以降の草刈り作業中に誤まって転落した可能性があるとみて、捜査しています。
神戸地方気象台によりますと、養父市大屋町では前日午後、雨が降ったりやんだりを繰り返していたということです。