神戸・三宮に整備され、西日本最大級のバスターミナルなどが入る予定の再開発ビルの建設地で起工式が行われました。
神戸市中央区の雲井通では、中央区役所や商業ビル「サンパル」の跡地で再開発ビルの工事が進められています。
7日の起工式には、兵庫県の斎藤知事や神戸市の久元市長ら関係者が出席し、工事の安全を祈願しました。
再開発ビルは、地上32階、地下3階建ての高さおよそ163メートルで、図書館やホテルなどが入る他、西日本最大級となる1700便が発着する中長距離のバスターミナルが整備されます。
また、外観の一部は有馬温泉の伝統工芸「有馬籠」をモチーフにしているほか、屋上庭園からは六甲の山並みを一望できます。
神戸・三宮再整備事業の核となる再開発ビルは、4年後の2027年度の完成を予定しています。