西宮市大谷記念美術館で開催 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

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世界各地のイラストレーターが手掛けた絵本の原画を紹介する展覧会が西宮市内で開かれています。

台湾の作家が手掛けたこちらの作品。赤い果実が出てくる魔法の本や、果物に囲まれ、楽しそうに働く主人がアクリル絵の具でかわいらしく描かれています。

この展覧会は、イタリア北部の都市ボローニャで毎年開かれている世界最大級の絵本原画コンクールの入選作品を紹介するもので、1978年から西宮市大谷記念美術館で毎年開催されています。

コンクールはだれでも応募ができ絵本の専門家たちが5点1組のイラストを審査。ことしは過去最多の4345組の応募があり、このうち27の国と地域から日本人5人を含む79人の作家が入選を果たしました。

会場では入選した全ての作品が展示されている他、作品の中から数点が木製のパネルに仕立てられていて、目の不自由な人もイラストに触れて楽しむことができます。

この展覧会は、西宮市大谷記念美術館で10月9日まで開催されています。

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