ことし7月に廃止された姫路市の灯台に掲示されていた銘板が、姫路海上保安部から地元の漁協に引き渡されました。
網干西灯台は、姫路港網干区の海上を行き交う船舶の乗揚げ事故防止を目的に1951年に設置され、2002年の改築の際に網干漁協の当時の組合長が揮毫した銘板を取り付けていました。
ところが、港湾施設の整備に伴って網干西灯台がことし7月3日に廃止されたため、漁協側が申請をして銘板を譲り受けることになり、6日、姫路海上保安部長から、姫路市漁協網干支所の梶原成郎支所長に引き渡されました。
ステンレス製の銘板は、縦15センチ、横20センチ。
姫路市漁協網干支所では、海上安全の歴史を伝えるため、額に入れて事務所内に飾る予定だということです。