三田市議会の定例本会議は6日から一般質問が始まり、田村市長は市民病院の再編統合計画について、10月から市民と意見交換する場を設ける方針を示しました。
8月24日に開会した三田市議会の定例本会議は6日から一般質問が始まりました。
田村克也市長は7月の三田市長選で三田市民病院と神戸市北区にある済生会兵庫県病院の再編統合計画について白紙撤回を掲げて初当選し、就任後の所信表明では、「市民の声を聞き最善の方法を検討する」などと述べて具体的な方針を示しませんでした。
一般質問では、市議18人のうち11人が市民病院の再編統合計画に関連して質問する予定で、6日は、最終判断の時期などについて議員から問われると、田村市長は「来月と再来月に市民と対話する機会を10回ほど設ける」と答弁しました。
田村市長
「10月に市民会議を開催する直接意見を交わしたい」
また、再編統合をしない場合、十分な医療体制を市民に提供できないことを認識しているのではないかとの質問に対しては。
市議
「再編統合は必要だと考えているのではないか?」
田村市長
「それは市民の声を聞いてから述べる」
一般質問は8日まで行われる予定です。