5日未明、相生市と赤穂市にまたがる山陽自動車道のトンネル内で大型トラックが炎上し、後続の車9台が追突する事故がありました。
消火活動はいまも続いていて、一部の区間で通行止めとなっています。
5日午前1時ごろ、相生市と赤穂市にまたがる山陽自動車道尼子山トンネルの西行き車線で、走行中の10トントラックが炎上し、後続のトラックなど合わせて9台が絡む追突事故がありました。
警察と消防によりますと、この事故で後続のトラックを運転していた男性が両脚の骨を折る重傷を負った他、3人が軽傷です。
火は車20台以上に燃え移ったとみられ、トンネル内に煙がこもり、また温度が上昇しているため消火活動は難航し、6日午前9時の時点でまだ消し止められていないということです。
警察によりますと、播磨ジャンクションと赤穂インターチェンジの間で上下線とも通行止めが続いていて、トンネル内は壁が剥がれ落ち、通行止めの解除には相当時間がかかるとしています。