兵庫県の西宮市教育委員会は5日、酒を飲んだ状態で車を運転し、物損事故を起こしたにも関わらず、学校に報告しなかったとして市立高校の男性教諭を懲戒免職にしました。
懲戒免職処分を受けたのは、西宮市立西宮高校の59歳の男性教諭です。
西宮市教育委員会によりますと、教諭は2023年4月、知人と飲食店で酒を飲んだあと車を運転し、神戸市内で物損事故を起こしました。
駆け付けた警察官によって酒気帯び運転と認定されましたが、3カ月以上、事故を学校に報告しなかったということです。
教諭は8月、罰金の略式命令を受けていて、市教委の聞き取りに対し、「処分が怖くて言い出せなかった」と話しているということです。