出動先の住所が表示された救急車内の画像を撮影し、知人に知らせたとして明石市消防局は34歳の男性消防士長を停職2カ月の懲戒処分にしました。
停職2カ月の懲戒処分となったのは明石消防署に勤務する男性消防士長(34)です。
明石市消防局によりますと消防士長は去年9月7日、深夜に救急出動する際、出動先の住所が表示された救急車内のシステムの画像をスマートフォンで撮影し、知人に「LINE」で送信したということです。
ことし7月、市への匿名の通報で発覚しました。
消防士長は画像を送ったことを認め、「仮眠時間に知人とやり取りをしていて出動指令がかかったので、出動してくることを伝えるためだった」「深く考えずに送ってしまった」と話しているということです。
画像の悪用や拡散は確認されていないということで、明石市消防局は「再発防止に向けた取り組みを実施していく」などとしています。