■WEリーグカップ第2節
INAC神戸1-3 長野/9月3日
女子プロサッカーWEリーグのカップ戦第2節が9月2、3の両日行われ、昨季リーグ2位のINAC神戸レオネッサは、7位のAC長野パルセイロ・レディースとアウェイで対戦した。
前戦に続き、INAC神戸はまたも前半から相手にゴールを立て続けに許し、0-2で折り返した。
後半67分、MF山本摩也のロングパスを受けたFW愛川陽菜がワントラップで中央からゴールを決め、1-2とした。
INAC神戸はその後も長野を上回る数のシュートを放ったが決められず、逆に後半アディショナルタイムで3点目を奪われた。
この日も、FW田中美南、GK山下杏也加らW杯出場4選手はベンチ入りしなかった。
これでINAC神戸はカップ戦第1節の大宮戦(1-4)に続いて連敗。
前半にリードを奪われ、最後にダメ押し点を入れられるパターンが続いている。
DF土光真代はクラブ公式「X」(旧ツイッター)で「当たり前のことを当たり前に、最低限のことを全員が、それだけで変わると思う。
監督が変わったとか代表メンバーがいないのなんてただの言い訳だし、この2試合はそれ以前の問題でした。応援したいと思ってもらえるように、少しでも変わったと思ってもらえるように、やり続けます」とつづった。
■満足度で料金支払う
次戦INAC神戸は9月10日、ホーム・ノエスタスタジアム神戸でちふれASエルフェン埼玉と戦う。
INAC神戸ではこの試合で、一部有料席を除いて入場無料とし、試合後、出口で自身の満足度に応じて100円以上のチケット代金を支払う「Shall WE Pay?」を実施する。
試合は午後4時キックオフで、集まったチケット代金の総額は後日、公式ホームページで発表される。
(浮田信明)