首都圏を襲った関東大震災の発生から1日で100年を迎えました。
9月1日は「防災の日」と定められていて、兵庫県内でもさまざまな取り組みが行われています。
神戸市中央区の「人と防災未来センター」では、普段は公開していない関東大震災の資料、合わせておよそ20点を特別に展示しています。
こちらは震災発生後に上野駅前に集まった人たちをとらえた写真です。避難する時に家財を運ぶことは禁止されていましたが、多くの人が持ち寄ったため、道を塞いでしまっています。
写真の中にはカラー化されたものも並び、より鮮明に当時の様子をうかがうことができます。
また、関東大震災と阪神淡路大震災を比較した展示もあり、2つの大震災の発生した範囲の広さや建物の倒壊による被害の甚大さを伝えています。
この企画展は、来年1月28日まで開かれています。