■196㎝の最長身選手
女子バレーボールVリーグ2部(V2)ヴィクトリーナ姫路は9月1日、日本代表のミドルブロッカー(MB)小林エンジェリーナ優姫(ゆき)と、タイ代表のアウトサイドヒッター(OH)チャッチュオン・モクシーの加入を発表した。
小林はアメリカ・シカゴ出身の23歳でアメリカ人の父親、日本人の母親を持つ。
これまで日本国内でのプレー経験はないが、今年3月に日本代表登録メンバー40人に選出され、一躍注目を集めた。
身長196㎝で女子日本代表では歴代“最長身”とされる。
背番号は「7」。
小林は、「ヴィクトリーナ姫路のキャラクターと同じ名前『リーナ』と呼んでください。姫路で皆と一緒にバレーボールができることを楽しみにしています」とコメントした。
■5季ぶりVリーグ復帰
ヴィクトリーナ姫路では初のタイ出身選手となるチャッチュオン・モクシーは23歳。身長181㎝。
2014年にタイ代表に選出された。
2018年にV1のPFU(石川県)で1シーズンプレーし、251総得点を挙げた。
Vリーグには5シーズンぶりの復帰となる。背番号は「19」。
チャッチュオンは、「愛称は『ブンビン』です。今シーズン、姫路、そして日本のファンに会えるのを心待ちにしています。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援をお願いします。コップンカー(タイ語で『ありがとう』)」とコメントした。
10月から始まる2023-24シーズンではV2に降格して戦うヴィクトリーナ姫路だが、2024年秋にスタートする新しいトップリーグ「S-Vリーグ」への参入を見据え、戦力増強を図った形となった。
■9/6に韓国“女王”と対戦
ヴィクトリーナ姫路は9月6日、姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館で、韓国の「Vリーグ」で昨シーズン優勝した「韓国道路公社ハイパス」と国際招待試合を行う。
V2リーグ開幕を前にしたプレマッチ。
試合についてヴィクトリーナ姫路は9月1日、「体育館の収容人数となる2800名を超えるお申し込みをいただきました」として、観戦受け付けを終了すると発表した。
(浮田信明)