明治時代に建造された国内最大級のドーム型の砲台が南あわじ市で確認されたことを受けて、30日、砲台の歴史について学ぶ講演会が開かれました。
要塞に詳しい立命館大学文学部の唐澤靖彦教授らを講師に招いた講演会には、住民らおよそ150人が集まりました。
南あわじ市が道の駅うずしおの建て替え工事に伴い調査を行ったところ、1899年に旧陸軍が建設した国内唯一となるドーム型の門崎砲台が見つかりました。
老朽化が進んでいることから市は砲台を取り壊す予定ですが、市民の中には保存を望む声もあがっています。
9月議会の定例会では、30日、砲台の解体工事の契約に関わる議案が提出されていて、審議が行われます。