コウノトリの郷公園で収容中の幼鳥が動物に襲われ死ぬ キツネか

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兵庫県立コウノトリの郷公園は野生に帰すために個体ケージで飼育していた生後1カ月のコウノトリの雄の幼鳥が動物に襲われ8月29日に死んだと発表しました。
キツネに襲われた可能性が高いと見られています。

兵庫県立コウノトリの郷公園によりますと、8月29日午前ごろ、出勤した職員が個体ケージで飼育していたコウノトリの雄の幼鳥が死んでいるのを発見しました。

ケージ周辺を確認したところ、金属フェンスに動物の侵入経路と思われる10センチほどの穴が空いていて、専門家によると、キツネに襲われた可能性が高いということです。

このコウノトリは、生後1カ月ほどの幼鳥で、7月28日に豊岡市野上の巣塔で、他のコウノトリの襲撃にあっていたため救護・収容されたもので、野生へ帰すため、個体ケージで訓練中でした。

県立コウノトリの郷公園では、「今後こういうことがないよう、対策を取っていきたい」と話していて、ケージ周辺に監視カメラの設置などを行ったということです。

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