洲本市で暮らし、去年亡くなった植物研究家・南光重毅さんが撮影した貴重な植物写真を集めた特別展が、洲本市立淡路文化史料館で開かれています。
2022年1月に96歳で亡くなった南光重毅さんは、淡路市出身で、小中学校で理科の教師をしながら、独学で晩年まで淡路島に自生する希少植物を研究し続けました。
洲本市の三熊山で真っ白な花と実をつけるシロミノヤブムラサキを世界で初めて発見するなど、「淡路島の牧野富太郎」と呼ばれるほどで、特別展では、南光さんが残した貴重な植物写真35点を紹介。
市内の無人島・成ヶ島に咲くハマボウをはじめ、2023年8月いっぱいは春夏の植物が中心で、9月以降はおよそ6割を秋冬の植物に入れ替えるということです。
特別展「淡路島の植物図鑑」は、洲本市立淡路文化史料館で12月24日まで開かれています。