4年ぶり再開の永楽館歌舞伎 名場面を歌舞伎絵で紹介

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豊岡市の史料館では、芝居小屋「永楽館」で上演された歌舞伎の名場面を集めた絵画の作品展が開かれています。

黒色の大きな鯉にまたがる主人公を描いた「鯉つかみ」。
そして、美しい桜と勇ましい義経が印象的な「義経千本桜」。
これらは、歌舞伎役者の片岡愛之助さんが一座を率いて公演を行う永楽館歌舞伎の演目のワンシーンです。

豊岡市の出石史料館で開かれているこの特別展は、永楽館歌舞伎をPRしようと、地元の人たちによって毎年開かれています。
会場には、これまでの公演で披露された演目の名シーンを描いた22点の歌舞伎絵が展示されています。

永楽館歌舞伎は2008年に始まり、この3年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止が続いていましたが、ことしは4年ぶりに再開する予定です。
この特別展は10月29日まで開かれています。

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