相生市の住宅で営利目的で大麻を栽培した疑いで、芸術家グループの男らが逮捕されていたことが分かりました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕・送検されていたのは、芸術家グループ「hyslom(ヒスロム)」に所属する2人と、姫路市のアパレル店員の1人です。
警察によりますと3人は共謀し、ことし2月から先月まで、知人が借りた相生市の住宅において、営利目的で大麻草18株を栽培した疑いが持たれています。
この住宅からは、末端価格でおよそ2300万円となる乾燥大麻およそ4700グラムの他、コカインおよそ4・9グラムなどが押収されました。
調べに対し3人は、大麻の栽培については認めたものの、営利目的かどうかについては否認や黙秘をしているということです。
2人の容疑者が所属する「hyslom」は、関西を拠点に活動し、2018年には、京都市が若手芸術家を支援する「芸術文化特別奨励者」に認定されていました。