三田市民病院と済生会兵庫県病院との再編統合の白紙撤回をめぐり、市民病院の医師59人が再編統合をしない場合、市長に退職する可能性を示していたことが分かりました。
8月24日、開会した三田市議会の定例会。
田村市長は就任して初めて所信表明演説を行い、市民参加型のまちづくりや来年度から高校生までの医療費と中学校の給食費の無料化を目指すことなど5つの方針について語りました。
選挙で公約に掲げていたのが三田市民病院と済生会兵庫県病院との再編統合の白紙撤回です。
田村市長は、2つの病院を訪問して白紙撤回を表明したところ、市民病院の小児科や産婦人科、救急で現状のままでは十分な医療の提供が困難であると説明を受けました。
三田市議会の定例会は9月20日までで、9月6日から3日間、市議による一般質問が行われます。