夏休み中の子どもたちを対象にした交通安全教室が神戸市内で開かれ、児童たちが、事故防止のため反射材を使ったキーホルダー作りに挑戦しました。
神戸市中央区の二宮児童館では、児童たちが安全で元気に新学期を迎えられるよう、葺合警察署などによる交通安全教室が開かれました。
児童約50人が正しい交通標識を当てるクイズに参加したほか、13歳未満の子どもは、条件を守れば自転車に乗って歩道を走行できることなど交通ルールを学びました。
児童たちは反射材を使ったオリジナルキーホルダー作りにも挑戦。
2つ作ったうちのひとつは9月から始まる秋の全国交通安全運動と敬老の日に合わせて高齢者に配られる予定で、交通事故に遭わないように「気をつけて」とメッセージが添えられています。
県内の去年1年間の交通事故による死者は72人で、ことしは7月末までにすでに50人に上っていて、県警は交通安全への意識を高めてもらえるよう啓発活動を続けたいとしています。