須磨海づり公園管理塔の撤去 来年度の営業再開を目指し

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来年度の営業再開に向け、再整備工事が続いている神戸市の須磨海づり公園で、管理塔の撤去が行われました。

来年度の営業再開を目指し、再整備工事が進められている神戸市立須磨海づり公園。

2018年8月の台風20号で高波などの被害を受け休園を余儀なくされました。
1976年の開園以来、40年以上市民に親しまれてきた海釣り公園。

1980年代のピーク時には、年間およそ20万人が訪れました。

再整備工事はことし3月に始まり、これまでに一部の釣り台の撤去が進められていて23日は公園のシンボルともいえる
円形の管理塔が大型クレーンでつり上げられ、撤去されました。

「これがあって須磨 須磨の海づりというものがなくなるとちょっと残念ですね」

「寂しいというか 見慣れたシンボル的なものだったので」

再整備の事業費は、およそ15億円で、釣り台の一部は海底に沈めて魚礁として活用される他、陸上施設については民間のアイデアを取り入れ、釣り以外のレジャーも楽しめる施設になる予定だということです。

高さおよそ14メートル、重さおよそ300トンの管理塔は船でポートアイランドまで運ばれ、解体されるということです。
神戸市は今年度中に新しい施設の運営事業者を公募し、来年度中の営業再開を目指すとしています。

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