来年度の営業再開に向け、再整備工事が続いている神戸市の須磨海づり公園で23日、管理棟の撤去が行われました。
神戸市立須磨海づり公園は、2018年8月の台風20号で高波などの被害を受け休園していて、現在は来年度の営業再開を目指し、再整備工事が進められています。
工事はことし3月に始まり、これまでに一部の釣り台の撤去が進められていて、23日は沖合の管理棟が大型クレーンでつり上げられ、撤去されました。
再整備の事業費はおよそ15億円で、釣り台の一部は海底に沈めて魚礁として活用される他、陸上施設については民間のアイデアを取り入れ、釣り以外のレジャーも楽しめる施設にする予定だということです。
神戸市は今年度中に施設の運営事業者を公募し、来年度中の営業再開を目指すとしています。