映画「キングダム 運命の炎」の舞台裏 神戸・白水峡がロケ地!

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公開中の映画「キングダム運命の炎」の特別上映会が8月17日、OSシネマズミント神戸で開かれました。

映画「キングダム 運命の炎」©原泰久/集英社 ©2023映画「キングダム」製作委員会

神戸市出身の俳優 田中美央(たなか・みおう)さん

神戸市出身で、主人公・信(しん)が率いる「飛信隊(ひしんたい)」の副長・渕(えん)役を演じた田中美央(たなか・みおう)さんが登壇し、地元・神戸での撮影エピソードを語りました。

作品は、人気漫画を実写映画化した「キングダム」シリーズの第3作で、「紫夏(しか)編」と「馬陽(ばよう)の戦い」が描かれています。

主人公の信(しん)が王騎(おうき)将軍とともに、隣国・趙(ちょう)と戦う物語です。

映画「キングダム運命の炎」の撮影風景 (神戸フィルムオフィス 提供)

戦いの舞台として登場するのが、神戸市北区の白水峡(はくすいきょう)。

撮影は、エキストラ約100人が参加し、5日間にわたって行われました。
花こう岩が雨風で削られてできた岩山で、普段一般の人は立ち入ることができません。

映画「キングダム運命の炎」の撮影風景 (神戸フィルムオフィス 提供)

数々の映画やドラマの撮影を支援してきた神戸フィルムオフィスが、ロケ地に推薦し実現しました。

舞台あいさつには、神戸フィルムオフィスの土屋千佳さんも登壇し、「キングダムの世界観に見事にマッチし、佐藤信介監督も大絶賛した。 」と話しました。

信の右腕として「飛信隊」をまとめる渕を演じた田中さんは、神戸市北区出身。

白水峡には小学生の頃遠足で訪れ、映画「スター・ウォーズ」に登場するキャラクターをまねて「R2-D2ごっこ」をしたのが思い出だといいます。

非日常的な雰囲気が魅力的な一方で、撮影時には難しさも。

主人公・信(しん)が率いる「飛信隊(ひしんたい)」(神戸フィルムオフィス 提供)

出演者は、急な傾斜や切り立つ岩肌をわらじで駆け回らなければなりません。

田中さんは、「めちゃくちゃ痛い。わらじがすぐに壊れてしまった。」と振り返りました。

移動がスムーズにできるようスタッフが階段をつけたほか、けがをしないよう地ならしをし撮影を進めたそうです。

「神戸は、子どもの頃からのふるさと。どこにも負けない誇れる場所を映画を通して発信していきたい。」と締めくくりました。

「キングダム 運命の炎」は、全国東宝系にて公開しています。

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