兵庫県尼崎市内の会社の口座からおよそ2億円を横領した疑いで、経理を担当していた43歳の男が逮捕・送検されていたことが22日分かりました。
業務上横領の疑いで逮捕・送検されたのは、大阪市港区に住む43歳の無職の男です。
警察によりますと男は、2017年9月から2023年5月までに、経理次長を務めていた尼崎市の食品会社で、売り上げを管理する預金口座から171回にわたり金を引き出し、合わせておよそ2億円を着服した疑いが持たれています。
社内調査によって不審な伝票が見つかり、預金口座を管理していた男の関与が浮上。
2023年6月に会社が警察に相談していました。
男は、横領した金のうち、およそ1億2000万円をスマートフォンで利用していたゲームの課金に使っていたとみられています。
警察の調べに対し男は容疑を認め、「ゲームに課金してアカウントを強くし、ネット住民に認めてもらいたかった」などと話しているということです。