学生が船舶の技術を学ぶための練習帆船「海王丸」が8月19日、兵庫県の神戸港に100回目となる寄港をし、記念のセレモニーが開かれました。
午前10時ごろ。
練習帆船「海王丸」が神戸港に姿を現しました。
1989年12月の初入港以来、今回が節目の100回となり、港には多くの人が訪れ、寄港を祝いました。
また午後には歓迎のセレモニーが開かれ、神戸市から記念品が贈られると、海王丸の木村昭夫船長が、「練習船にとって母港とも言える大切な港」と感謝を述べました。
今回の航海では、東京海洋大学の1年生約100人が、1カ月にわたる実習を行いました。
(東京海洋大学 長野航大さん) 「神戸は港町なので港から栄えていて、今回寄港できて、その一員として参加できたことをうれしく思います」
「海王丸」は、8月25日まで停泊し、夜にはイルミネーションが点灯し、港町・神戸を彩ります。