■“女王の座”奪回へ
W杯でベスト8まで進出した日本の女子サッカー。
その国内プロリーグ「WEリーグ」が創設3シーズン目を迎える。
WEリーグは8月18日、2023-24シーズンの第7節までの日程を発表した。
INAC神戸レオネッサはホームで開幕を迎えるが、試合日は「11月11日か12日」と決まらず、場所も「未定」となっている。
また新規参入する「セレッソ大阪ヤンマーレディース」との“神戸・大阪対決”が、12月23日にホーム・ノエビアスタジアム神戸で行われる。
INAC神戸はWEリーグ初年に優勝したが、昨シーズンは終盤に崩れ、惜しくも2位。三菱重工浦和レッズレディースに女王の座を奪われた。
新シーズンはジョルディ・フェロン新監督(スペイン)のもと、W杯で活躍したFW田中美南、GK山下杏也加らを中心に巻き返しを図る。
■セレッソが新規参入
WEリーグはこれまで11チーム体制だったため、各節1チームは試合がない変則日程が続いていたが、
セレッソ大阪ヤンマーレディースの参入で12チームに拡大した。
2023-24シーズンは、各チームが総当たり2回戦(ホーム・アウェイ)ずつ計22試合を戦う。
プレーオフはなく、日程終了時に勝点トップのチームが優勝賞金2000万円を獲得する。
(浮田信明)