高齢者の特殊詐欺被害を未然に防ごうと、神戸市中央区の警察署と薬剤師会が連携協定を結びました。
協定の締結式には、神戸市中央区薬剤師会の会長や、生田警察署など3つの警察署の署長が出席しました。
今回の協定では、特殊詐欺被害を未然に防ぐため、薬局にポスターやチラシを掲示するほか、薬剤師による警察への情報提供を行うということです。
兵庫県警によりますと、ことしの6月末時点で県内で認知された特殊詐欺の被害件数は604件と、去年の同じ時期と比べて210件増えていて、被害者のおよそ8割が高齢者だということです。
また、高齢者と接する機会の多い薬剤師に、県警が研修も行うということです。