■阪神 4x-3 ヤクルト(延長12回)
今季最長5時間16分のロングゲーム。
延長12回、佐藤輝明の犠牲フライで阪神がサヨナラ勝ち。
今季2度目の9連勝。
試合終了まで伝えたサンテレビボックス席の解説は、佐藤義則氏(元阪神コーチ 現役は阪急・オリックスで通算165勝)と濱中治氏(元阪神コーチ 現役は阪神-オリックスーヤクルトで通算580安打)が務めた。
■強い阪神
(前日まで阪神は8連勝。デーゲームで2位広島が敗れたため、放送開始時点でゲーム差は6.5に広がった)
佐藤氏「阪神は独走体制になってきた。(好調の要因は)ピッチャーが頑張っている。ここというワンチャンスでバッターがしっかり点をとっている」
濱中氏「相手に勝ち越されることがない。最低でも同点までで抑えてくれるのは、中継ぎ陣の踏ん張りのおかげ。(昨日の糸原のように)日替わりでヒーローが出てくるのが、今のタイガースの強さになっている」
(阪神は初回、一死1、3塁で打席に大山。ここで1塁走者の中野が2盗を決め、走者2、3塁とした)
濱中氏「バッターにはありがたい。ショートゴロを打ってもダブルプレーがなくなる…この盗塁は大きい」
(大山はショートゴロ。この間に3塁走者・近本が生還し阪神1点先制)
濱中氏「中野の盗塁が生きた。大山も内野ゴロで1点入るというのが(頭の中に)あった」
■間違いない!
(3-3で迎えた延長12回、阪神は、中野2塁打、森下四球、大山ヒットで無死満塁とし、打席に5番・佐藤輝明。ヤクルトのピッチャーは8人目の田口)
佐藤氏「きょうの田口はコントロールが定まってない。ボールを離すのが早い」
濱中氏「ここは佐藤が決めないとダメですね」
(2ボール0ストライクから佐藤が田口の3球目を叩くと、打球は右中間へ飛んだ)
湯浅アナ「間違いない!……ホームに帰って来ました!……プロに入って初めて、自分のバットで試合を終わらせました!」
濱中氏「今のサトテルの犠牲フライ、今後に活かしてほしい。ちょっとポイント前にして、合わせただけで軽く打っている」
■新戦力・ブルワーを紹介
中継の中で、阪神の新外国人コルテン・ブルワー投手(30歳、前ヤンキース3A、右投、193cm 、背番号98)の入団会見(8月5日)の一部を紹介した。
ブルワー投手「カーブ、カットボールにすごく自信を持っているので、うまく織り交ぜながら、いいピッチングをして、チームの勝利に貢献したいです」
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次回のサンテレビボックス席は8月13日、京セラドーム大阪から阪神×ヤクルト戦を生中継する。
(浮田信明)